今日は仕事が休みであったが、出かける予定があったので、その後アデレードヒルズへ行った。
金もないのに土地を見に……
金はないが、暇だからなあ。
昔、と云っても二年ぐらい前か。
旦那の知人が土地を売りたいと云うので、前々からそこに家が欲しいと云っていた旦那に打診があった。
そこはヒルズと云っても、高速下りたらすぐで、しかも静かな場所で、おまけに眺めもいいときた。
旦那はいいなと思っていたが、私は着たばかりでワケが分からんのと土地だけ買ってどうすんだ? という感じで、結局買いはしなかった。
(買えたかどうかその時点でも?だが)
その後、その場所は誰かに買われ、その一年後かぐらいにさらに転売された。土地転がしってやつなの?
$100,000 ぐらい儲けてたわよ。
旦那は、安いと思ったんだよな〜、とか後になって云っていたが、結局土地だけ買ってどうする? というのがずっとあった。
なのになんでいまさら、土地を見に、なのかと云うと、シティじゃ大きな家は持てないからだ。
否! 大きな家って云うより、小さな家しか持てないかららしい。
旦那はでかい物置があればOKだろうに、しかも大きな家なんていらん。誰が掃除するんだ。
(そして金はどこに?)
てか、多分家より庭が広いのがいいらしい。
てか、本当に本気でそう思っているのかは別として、冗談で土地を見ていたら、アホほどでかい土地が売りに出ているので、
ついつい乗り気になってくる。
で今回、暇つぶし半分で試しに見に行ったわけだ。
しかし旦那、賢いので住所を書いた紙は忘れてきた。
でも偉いもので、かろうじて覚えていた住所だけでたどりついた。が、そこは……
凄いわ!
土地って云うか、森じゃ?
最初に見たヒルズの土地が見事にほぼ平地だったもので、全部そんなものかと思っていたら違った。
4000平方mあるというその土地の半分ぐらいはガクッと下がった場所にあり、しかも森が!
こんなものどうするって云うんじゃい。
しかも、交通の激しい道路脇である。
旦那は一人、その崖のようなところを降りて、道路から離れたところがどれだけうるさいか調査しに行ったが、私は遭難(するか!)
しては大変と普通の場所で待機。
まあ、なんて云うか。そんなことしなくても、どうせ買わないだろ、こんな土地(てか森林地帯?)。
一通り見たところで、あっけなく暇つぶし終了だったので、
旦那はトイレに行きたいのもありスターリングというアデレードヒルズの街中へと車を走らせた。
車を止めたところがちょうど不動産屋だったもんで、トイレ帰りにそこをチェックする。
そしてまたしても興味ある土地を発見したらしい。
さてその土地、3800平方mとさっきの土地(てか森林……もういいって?)よりちょっと小さめだ。
おまけに土地の真ん中に川が流れてるとか云う。
2200ガロン(って……)のコンクリートの貯水タンクがあり、家を建てるまでには色々役所とやりあわなくてはいかんらしい。
ま〜、結果が出るまでに2年はかかるだろうと、これは不動産屋のおっちゃんのお言葉。
まっ、どうでもいいけどね。
でも場所的には、最初のところと違い、静かだと云う。
とりあえずここまで来たのだからついでだ。
てことで行ったよ。
旦那はここいらへんをなぜか少年時代自転車で走り回ったらしく、景色がきれいなところだと云って、わざわざ分かりにくい道経由であった。
で、着いたところは……
いや〜、看板なかったら分からんかったかも!
なんつっても、これがまた道路から急激に下がったところにあって、草ぼうぼうで、大木も生えてて(そいつがまた、
役所指定の切っちゃいけない木のサイズに該当するらしい)、おまけに真ん中流れてる川ってどこよ? な状態だった。
聞いた話によると、川の上には家は建てられないそうだ。
でも川なんて見当たらないと思ったら、冬になると現れる、だそうで、あんたなんでそんなの分かるの? とは旦那に云わなかったが、
歩いてるときにここだと指摘してくれた。
歩くって云っても、入り口らしきものがまったく見えず、柵を乗り越えて、草を踏み分けていかなくてはならない。
道路からかなり下がったところにあるので、家を建てるとなると自分で道路を作らなければならない。
貯水タンクは巨大で、しかも土地の真ん中辺りにあり、どっちにしろ冬に出来る川のせいで、家はそこには建てられない。
加えて役所と、建築申請で闘うこと2年ってアンタ。
なにより、最初のところと違って崖とかないから、普通に平地なのかと思ったらそうじゃないのに驚いた。
おまけに、近所の犬二匹に吠えられ、こりゃあかん、と帰ってきた。
二つとも他に比べて安いと思ったら、こんな落とし穴があったのか。
というか、これが安い理由だったのね。
住んでない私たちには分からなかったこの事実!
勉強になった!
そんなわけで、つくづく最初に見たあの土地は、ホントに土地だったし、格安だったなと思わずにはいられなかったのだった。
もうそんなチャンスは二度とないな。
あっ、待てよ。
山火事でもあれば別か。
って……、恐ろしいけどこれはホントらしい。
ま、自分も住めば山火事の恐怖に怯えなきゃいかんのだけれど。
怯える人は最初から住まないって。
