最近だんなはひらがなを勉強している。
歳の割りにモノ覚えが悪くなく(いいって云ってやれよ〜)、「いしゃ」とか「がくせい」とか単語も覚えている。
しかし、どうやら読むのと連携して覚えてないらしく、ひらがなは読めるけど時間がかかる。
先日も私がネットでタダで読めるってんで「電子文藝館」から開いたPDFの日本語を横取りして漢字を飛ばして読んでいた。
おおっ! 小学生みたいだ。
もちろん、意味は分かるはずがない。
(しかも旧仮名遣いでやんの。「ゐ」とか出てきてそれまで覚えた。書けないだろうが)
のにはするまでもない……
と読んで、これはどういう意味だ? と聞くのだが、意味ないな。
漢字飛ばして意味は何かと聞かれても、日本語の文章で漢字飛ばしたら「てにをは」と、「ある」とか「ない」とかいう言葉しか残らんではないか。
しかも「てにをは」って英語にはない!
聞かれるたびにそれ自体に意味はない、と答えるので、嘘を云ってるんだと思われた。
(一応説明はしたが)
もっと意味のあるひらがなを覚えろよ。
というわけで、やさしい私はそこらへんにあった紙に意味のある日本語を書いてあげた。
で か い は な
ホレ、これを読んでみろ!
「で、か、い、は、な」
もう一度!
「で、か、い、は、な」
もう一度!
「で、か、い、は、な」
もう一度、大きな声で!
……ってしつこいか。
これの意味はナニ?
Big nose
ちなみに、基本形から外れる濁点は難しいらしい。
(T音がD音になると覚えればよいのじゃ、旦那よ)
でかいというのは標準の日本語じゃないと云うのは置いといて、次はやっぱりこれは必須!
愛する嫁の名前だ!
ついでにウチの家族の名前、全部書いてあげた。
そしたら、読んだ後トイレにその紙貼ってあったんだが、覚えるのだろうか。
旦那の日本語に対する情熱は思ったより強い。
ひらがなが読めると云うことは、ある意味暗号解読みたいなもんらしい。
ひらがなだけではかなり辛いと思うが、箸が使える外人はクール! みたいな感じなんだろうな。
夕方、散歩に出かけたが、彼は日本語の復習に余念がなく、「大きい」ってなんて云うんだったっけ? と聞く。
「でかい」だよ。
「でっかい!」は「でかい」よりbiggerだ!
とホントか嘘かよく分からないことも教える。
木切れを拾って、「かきくけこ」を書いてみる。
「か」のテンと、「き」の下のところが逆に曲がっている。
「く」はマトモに書けたが、「け」は書き順が違う。
英語のアルファベットに書き順はないらしいが日本語にはあるんじゃ!
と云うことで書き順を直す。
その横に、「でかい」と書いてみる旦那。
誰も読めないだろうが、もし分かる人がここを通ったら、「なんで”でかい”って書いてあるんだろ」と首を傾げることだろう。
「はな」を書き足しとけばよかった。
もちろん、抜き打ちで試験をしなければならない。
(なんでmust?)
旦那が日本語ペラペラになる日は近い!(しっかし、なられてもな〜)
