密か(か?)に子供を作ろうとIVF (In Vitro Fertilization)
=体外受精作戦をスタートさせたことは前にチラッと書いたが、その後どうなったか書いてなかった。
どうも途中経過を書いてもあんまりおもしろそうではなかったので、今回まとめて書くことに。
私たちにとって始めてのIVFは、Antagonist cycle とか云うもので、それがなにかと聞かれても実は何かよく分からない。
説明されたが忘れた……。
書いているうちに思い出すと思うが。
注射
全ては計算されて正確に行わなければならない。
てなわけで、フローチャートを渡された。
それによると、生理が始まった日に電話をし、その翌日からFSH=Follicle Stimulating Hormone
medication と云うのを始める。
卵胞刺激ホルモン……、今始めて知った。
(全て旦那任せで、Follicle ってなんだっけな〜とか思ってたんだけど(いい加減))
普段は月に一つしかできない卵子を増殖させるためのものだった。
medication = 薬物、それはこの場合注射である。
生理が始まった二日目から毎晩毎晩へそ周りに注射を打たなければならなかった。
これが途中(五日目)から一本じゃなくて二本になる。
この注射の説明を受けるために、二人して病院まで行ったのだが誰が打ちます? と云われて迷わず旦那を指名した。
自分で自分のお腹に注射を打つ気にどうしてもなれなかったのだ。
時間は夜9時から10時のあいだと決まっていて、外出していてもそれだけは外せないので、芝居を見に行った(Murder in the
Cathedral)ときもバンの冷蔵庫には注射器が待機していた。
(冷蔵庫で保存しなければならないため)
つまらなかったので途中で帰ったけど、あれがもしおもしろかったら、幕間にバンに戻って腹に一発注射打ってから戻らなければならなかったところ。
ジャンキーか私は?
もしそれを見た人がいたら、絶対に誤解することだろう。
注射を打ち始めてから、5日目に加わる antagonist drug という別の注射は排卵を止めるもの。
卵子が収穫できる状態に育つまで排卵を止めるのだ。
翌日、血液検査でもう一日延期と云われ、また注射を打つ日が伸びる。
さらに翌日、また血液検査でGOサインが出ると……
今度は卵子収穫のため排卵させる注射を手術前36時間前に打つ。
夜中の3時に起きて打つ!
いや〜、そこまで正確とは。
ホントに目覚まし時計をセットして起きて注射したからねえ。
私が一人でやるなら私だけが起きればいいのだけど、旦那に任せてあったので旦那も起きた。
でも当然だと思わない?
男がやることって一つだけ、それは精子提供なのだ。
苦労するのは生む女のほう。
説明聞いたときは、一体何本注射打つんだ? とため息をついたものだ(そして次生まれてくるなら男だなと思ったよ)。
数えていたけど結局途中で分からなくなった。
(大して痛くないけど(どっちだ!))
Egg
Collection
さて次がIVFの山場(と勝手に決めた)、卵収穫だ。
卵収穫って、私はニワトリか!
free range の卵です、とかしょうもないことを云いながら、来いと云われた11時に病院入り。
病院支給のガウンを着て、説明を受けて、んじゃ〜採りますね〜と麻酔を打たれたら……
あらら、やっぱり。あっという間に寝てしまった。(いや〜、あれですなあ。おもしろいぐらいすぐ意識なくなるよねえ)
テレビでよく見る口にカップみたいなのを当てられて、次起きたときにはもう終わってた。
もうSFの世界だから。
意識ないのに卵子採られてるんだから。
幾つ採れたかと聞いたらば、ここに書いてあるわ、と云われ左手のひらに、”6”と……
おおっ!!(ダミアン)
手術の日は朝から何も食べちゃいけないと云われていたので、冗談で手術が終わったらお昼は出るのかね? と云っていたら、
ホントに出たので驚いた。(サンドイッチだったけど)
その日は帰って、それほど疲れてないと思ったのに、寝てたね。
痛みはそれほどなく、軽い筋肉痛みたいな感じでお腹が痛かった。
さて病院ではその後卵子を精子と混ぜて受精させていた。
6つのうち、4つ受精したとかで結果はなかなか。
まったく受精しない場合もあるし、そもそも卵子が採れない場合もあるとか。
4つも受精したという結果に二人とも満足したものだった。
移植
さて胚に育った受精卵、四日から五日目に今度は体に戻す。
これは簡単で、子宮がん検診の要領で細いチューブを使う。
戻す前に胚の写真と育ち具合を説明されたのだが、普通より少し遅いです、とか云われた。
遅いとどうなんだ?
ダメなのか?
ま〜、夫婦揃ってスローだからなあ。
と思っていたところ、旦那も同じことを考えていたらしい。
そこはそれ、個人差よ。
細胞レベルから落ち着いてるってことよね。
旦那はその胚の写真を額に入れてなぜか飾っている。
普通、子供が出来たと分かったとき、最初にもらえる写真は天気予報の雲の流れみたいな白黒の写真だが、IVFの場合は胚レベルから写真あるぜ。
(自慢になるのか?)
さて後は待つしかない。
ひたすら次の生理の日まで待つ。
でも、crinone とかいう薬を渡されて使い切れ! と云われたのだが(胚が子宮に着床しやすくするらしい?)
これの副作用がたまらなかった!
早くなくならないものかと願ったけれど、一日一本だったので、ほぼ拷問。
マゾかしら。
こうして最後に妊娠検査をしたのだが(また血液検査! 腕の色変わるっつうねん!(変わってないけど))
ダメだった。
そんなわけでその日は荒れて(嘘)、旦那とご飯食べに行ったよ。
飲んでやったよ!(ビール一本ね)
そこで出たのが確率の話。
そこまでしても成功率は25%のIVF。
再試行で成功率は上がるが、どうしてもなぜああいう計算になるのかが分からない。
なんで掛けるの?
旦那によれば、一応本当に試行して立証されているらしいのだが、なぜ1/4の確率だから、次成功する確率を出すには、よし!
1/4と1/4を掛けよう! と思ったのかが分からない。
しかも、コインの裏表のように確実に50%と決まっている場合の計算は良いが、妊娠の確率なんて個人差があるから、
私個人の妊娠確率を知らないことには計算のしようがないではないか!
-1x-1=1
なんでゼロ以下とゼロ以下をかけて、ゼロ以上になるのか。そもそも、ゼロ以下って less than nothing って、
”無”以下って考え出したら……
とだんだん話が逸れてきたところで、最後に私が rip off!! (ぼったくり)と云ったらば、旦那が、
Repromed (私たちが行っている病院(でもないけど))だけに、Ripoffmed……
お後がよろしくないようで……
(そのうち続く)
ちなみに、4つのうち、1つは移植に、2つは凍結できず、今回のサイクルで凍結したのは結局一個。
次のトライは、凍結卵を解凍して(レンジでチンか!)戻すだけとなります。
最後のcrinone は使わず冷蔵庫の中。(捨てたろかな)
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