オーストラリアで恐ろしくて、もしくは、めんどくさくてなかなか行けないと云うと、病院と美容院だ。
誰でもそうよね???
病院はしょうもないことでお金をかけたくない、と行かなかったら、肺炎で、5日入院するはめになった。
美容院はなんと二度しか行ったことがない。しかも長さを揃えるぐらい。
ゆえに私の髪は伸び伸び育っている。
髪の毛がうっとうしい!!!
とうとう限界を迎えた。
どうしても髪の毛を切りたい。
しかし、めんどくさいことに大体基本的になんにでも予約が必要なオーストラリアでは、思い立ったが吉日とはならない。
知人の紹介でも何でも、まず予約を入れてからのほうが何でもスムーズに行く。
そこがまためんどくさい。
などと思って、全然予約もせずに、しかし限界に達した私は、旦那と一緒にセントラルマーケットにある美容院へ行った。
留学時代、一年半、
一度も足を踏み入れたことのない世界についに足を踏み入れたのだった。
(どんだけ怖かったんだ? 私)
手が空いていれば、もちろん髪は切ってもらえるのである。
(なーんだ、だわ)
もともと短いほうが自分に合っている。
が、別にしたいヘアスタイルなどがあるわけでもないので、旦那と一緒に写真を見せてもらい、適当にこういう風で、と云ったら、
後ろはこんなんでいいか、とか聞かれたので、そこは任せる、と答える。
旦那はセントラルマーケットへと消えた。
鏡の前に座った私、持ってきた本も読まずに内心色々なことを考えずにはいられなかった。
なんか、思ったより短いような……。
そう思ったときにはもう遅い。
云ってた写真を基本にして、のつもりだったのだが、全部お任せの意味に取られたのか。
なんかこれは、大失敗の予感が……。
ライアンの娘状態になったらどうしよう。
(そんなひどい頭にはなりっこないが)
帽子着てごまかすしかないか。
ずーっと帽子かぶって、伸びるまで待つか。
(と、自分を励ます)
なにせ、眼鏡を外したもんだから、前の鏡がほとんど見えない。
ハサミを入れた感じから、思ったよりも短い気がする。
日本でもそうだけど、初めての美容院は冒険である。
そんなところで、いきなりショートは不味かったか!
隣りを見ると、兄ちゃんが女の子の髪をカットしている。
この人のほうが良かったか。しかし、私はあんまり男の人に髪を切ってもらうのはどーもどーも(最初が悪かったのか)気が引ける。
もしかして、切ってくれているおねいさんのような、ポップな頭にされたらどうしよう?
この歳でそんなのにされたらたまらんなあ。
大体、服装でポップとは縁がないって分かるだろうし。
結局、待つあいだに読もうと思った本は手付かずのまま、カットが終わる。
こんなとき、本当に旦那の髪型がうらやましい……。
(髪……型?)
しかし、眼の前にボンヤリ見える完成の頭はなんか思ったより、全然大丈夫な気が?
眼鏡をかけてチェックしたらやっぱり大丈夫、てか、素晴らしい出来ばえでは?
途中の心理状態など吹っ飛んで、喜んだ私は、もう美容院を探し回るのはゴメンだ! と思い、姉ちゃん(美容師さんとお云い!!!)
の名前を聞いておいた。
(て云うか、名刺に書いてくれた)
今度から、姉ちゃんの名前で予約を入れて切ってもらおう。
ちなみに、以前、弟嫁さんの紹介で行った普通の美容院は切りそろえるだけでも40ドルだったが、
セントラルマーケットの美容院は26ドルだった。
安かろう、下手かろう、と思ったらそうでもないんだ。
(ちなみに、40ドルの美容院には結婚式の前に一度、なんでもないときに一度、行ったが、やってくれる人が違っていて、最初のときはよかった)
て云うか、きっと人によるのよねえ。
やっぱり、アジアンの髪はアジア人がよく知っているのか、アジエンス(特に意味なし)、と思った次第。人気blogランキングへ
