旦那が原作を読んですばらしいと云っていた Perfume が映画になった。
と云うので、それは一度見てみないと、と云っていたのだが、今ごろになった。
内容は全く知らないが、原作はドイツ語らしい。

そうして、最初に目に入るのが、鼻。
鼻の話?
いや、そうではない。(当り前だ)
犬並みの嗅覚を持って生まれた男が、その才能ゆえにある使命を自分に課し、果たすお話だ。
ま〜、タイトルが香水ってところからして、香水に関連した話ではあるのだが、
そのそばにある副題を見るとただの香水の話じゃないことが分かる。
だって主人公は人殺しなのだ。(ついでにフランス人で名前が長かったので覚えてない)
でも流行の連続殺人サイコものとかでもない。
全然違う。
悪臭漂うフランスの魚市場で生まれた主人公が、生まれて初めてかいだ「いい匂い」を保存したいと思うのだが、それはある女性の香り。
人間の女性の匂いを果たして保存することができるのか?
主人公の使命が分かったとき、「ありゃま、そんなこと考えたことなかったけど可能なのかしらん?」と思ったね。
どんな匂いなのかも非常に興味あったのだが、きっとあれは「フェロモン」てやつに違いない!
と最後まで見て勝手にそう云う結論に落ち着いた。旦那はそれを聞いて嫌そうだったが。
(あまりに明快すぎてだと思う)
出だしの映像の気持ち悪さからなのか、主人公が気持ち悪かった私。
主人公が悪いのではない。
あまりにもリアルな昔のきったないフランスの景色がいけない(見たことないけどね。噂には聞いた)。
見ただけで匂ってきそうな汚さだ。
(長生きできそうにないぞ、と思ったら、当時平均寿命は35,6だったそうだ。やっぱり)
でも、他の景色には感心し、まるで絵みたいだと思った。
(もしかして絵だった?)
橋の上に立つアパートとか、あれはどこにあるの? とつい聞いてしまった。
あったら見てみたい。
なにはともあれ、どうしても匂いフェチにしか見えないが、孤高の芸術家が自分の理想のためになりふりかまわない行動に出た話と云われれば、
そうですねと納得する。
こういう話は嫌いじゃないので、原作読んでみてもよいなと思っている。
ラストのあの二シーンは突拍子もないが、原作ではどうやって書かれているのかも興味があるし。
(ちなみに究極の愛はそこか! なんか分からなくもないが。どうせ奴はフィジカルには興味なさそうだし)
や〜、しかし主人公役をやった人、(ベンなんとかさん)あまりにもリアルで驚いたのに、
23歳でハムレットやった人だって聞いてもっと驚いた。(才能あるのね)
あとダスティンホフマンと、ギャラクシークエストに出てた人が出演していた。
なんか彼はどんな役やっても一緒に見えるなあ。(でも、18世紀のフランスの衣装似合ってらあ)
