鯨、シーイーグル、マンタレイに、ロガーヘッドタートル!!
ナショナルジオグラフィックもビックリ(ホントに?)のヌーサ国立公園をさらに歩いて行くと、たどりつくのがアレクサンドリアベイだ。
私は知らなかったのだが、そこはどうやら、やっぱり、ヌーディストビーチだった。
階段を下りたとたん、眼に入ったヌーディストカップルに一瞬驚いたものの、どうしても溢れる興味は隠せない。
あちこちにいたわけじゃないけど、端っこに一カップル、真ん中辺りに若者が一人、そしてビーチのどん詰まりにもう一カップル
(旦那曰く女性カップルだったとか)がいた。
こんなとき思う。
目が悪いって損だ!!!
そんな見事なヌードじゃないのだが、どんな人がヌーディストになるのかとても興味があるわ。
大体、なんで外でヌードなんだ。
自然に還ることができるのか、そんなことで。
開放感を味わえるのか、それで。
でも、お金貰ってやってる人もいるぞ。
タダでやってもいいのか!
あ、お金は貰えるような体型じゃなかったな、そういえば〜(失礼な奴)。
ヌーディストビーチを服着て歩くのはなんだか不思議だ。
すっかり裸で、バックパック背負っていたりするのは、考えただけでも妙じゃないか。
裸にエプロンとかと同じレベルのエロさがないけど。
旦那はさらに詳しく見ていた。
裸の親父の隣りに座り、別の親父が話しかける。
しばらくするとそこを離れて藪の中へ……、それを追いかける話しかけられた親父。
ここ、これはもう、怪しい!!
思わずおっさんについて行きそうになった私だが、この目で何を確かめようと云うのか。
確かめてどうするつもりだ。
というか、旦那に止められた。
当り前だ。
これはもうただのヌーディストビーチではない。
きっと、ゲイビーチに違いない。
お兄ちゃんが一人で泳いでいるのがなんとなくそんな感じじゃないか(え、違う?)。
と勝手に想像を膨らませている私をよそに、旦那はビーチでなにやら見つけたようで、いそいそとカメラを取り出した。
瓜田に靴を納さず、李下に冠を正さず
怪しすぎた。
クラゲの死体写真を(言葉悪いか)撮ってただけだが、側に座っていたヌードのお兄さんはイソイソとその場を立ち去って行った。
変な写真を撮られて、ネットで流されても困ると思ったのだろう。
極めつけは、帰り際にすれ違った兄ちゃんだった。
階段をすれ違ったとき、Tシャツに膝までのパンツ、バックパックを背負っていた彼が、振り向いたときにはすでに裸だった。
えっ、いつのまに?
彼はすでに裸にバックパックのいでたちで元気よくビーチを走っていた。
(手持ちの双眼鏡で確認した)
目撃者である旦那によると、砂地に降り立った途端、某歌舞伎役者のようにパパパッと服を脱いだかと思うと、俺の裸を見ろ!
と云うかのように走って行ったそうな。
凄い。
私の頭の中で、一つの仮説が成り立つまでに時間はかからなかった。
ここはきっと、東京のどこかにあったアフターファイブはゲイのパラダイスとなる公園みたいなもんなんだ。
仲間が仲間を呼び、アフター5になるとみんな出会いを求めて集まってくるんだ。
それは素敵だ。
翌日、ヌーディストを見物に、もとい、鯨を見物に再びアレクサンドリアベイの近くまで行ったのだが、双眼鏡で偵察した結果、
それらしき人影は確認できなかった。
しかし、行った人の話によるとやっぱりここはヌーディストビーチみたい。
そうじゃない人も来るみたいだが。
いつごろか、確認した人がいたら、コメント下さい。
