旦那が今日はご飯を作らなくてもいいよと云うので、なんでだろうと思っていたら、近所の寿司屋から寿司を買ってきていた。
アイヤ待たれい。
寿司屋と云っても、スタンドの寿司屋で、レストランじゃない。
どうやら夕方前を通りかかったら、バーゲンをやっていたらしい。
目ざとく売れ残っているのを見つけた旦那が、幾らか聞いたらあちらが大幅値引き交渉をしてきた。
と云うことで、4パックの寿司、15ドルでゲット。
ああ、寿司だ。
巻き寿司だけじゃなく、握り寿司があるぞ!
と特に寿司好きでもないのに感動した私、まるで日本にいるようだ~(大袈裟)。
そしてサケからいったとも!
ああいったとも!
そして一言。
「この寿司、酢がいっこも(=全然)効いてないな」
しかもご飯が硬い。ドライ。握り方も固い。
(こんなことばっかり云うから、旦那の料理の腕も上がらないのか……)
見た目、パッケージもワサビやらお魚さんの容器に入った醤油も日本ぽいが、味は全然日本じゃなかった。
どこの国の人がお作りになったので?
現在、アデレード、ご存知のように(??)寿司屋がいきなり増えて、寿司ブーム。
日本人のやってる寿司屋もあるらしいが、そうじゃないところが多いよう。
日本料理屋を信用していない、つうか、自分で作ったほうが安いと云うか、で、外食で日本食って食べたことない(極たまにある)んだけど、
こういうところで裏切られるとは予想通り。
そこの土地の人に合わせた味にしてるんだよ、って云うかもしれないけれど……
酢が嫌いな奴は、寿司を食う権利はネェ!(暴言?)
酢が効いてない寿司は、寿司の形をしているけれど、ただの海苔巻き、か、おにぎりに刺身を載せたものとお云い!
と思いながら、食ったのだった。(結局食う。食べ物は粗末にしてはいけない)
なんかご飯に艶がねえと思ったら、ただのご飯なんだもん。
肩透かし、肩透かし、どすえ。
前にちらっと働いたレストランはマレーシア人経営の日本食レストランで(今はもうない)、そこの寿司は寿司だったけれど、
味噌汁はどうもダシを使ってなかった。
オーストラリア人はダシの味が嫌いとか云って。でもあれはどうだかなあ。
ダシの効いてない味噌汁なんて、味噌汁じゃねえ!!(またか)
チラッと聞いたが、イタリアにはホンモノのピザの基準とかいうのがあるそうで、
それには材料の品質から焼き方まで基準があってそれに認定されないとピザではないとか(うろ覚え)。
日本も寿司協会かなんかで基準を作ってそれに承認されないものは寿司と認めないことにしよう。
(お好み焼き、ラーメン、てんぷら、etc, etc... 以下同文)
こうして日本料理は、歌舞伎などと共に日本の芸術となっていくのであった……
(ラーメンとかも?)
もう誰に理解されなくてもいいもん!(そりゃ私だけじゃ)
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